YAGデッサン研究所にて洋画家・鬼頭鍋三郎、福山進に師事の後、家業の鬼瓦業に従事。日本の伝統的なデザインを元に金閣寺、清水寺、善光寺を始めとした文化財修復、瓦のモニュメント等を手掛ける。

一彫りで仕上げる「ヘラの一刀彫り」に自信アリ。生み出された作品は、どこか荒々しさを残した迫力に満ちている。「1400年もの歴史が紡いできた伝統を未来に遺したい」。鬼瓦の伝統的な製造技術を生かした、鬼瓦以外のオリジナル製品の制作、そしてその技術やパフォーマンスを世界に発信していくことが目標。